SSブログ

apple 発表 13日 iPhone [メディアとニュース]



Apple 日本時間13日の発表会で 新型iPhone お目見えか

Apple iPhone 4  ブラック 【海外シムフリー!】アップル・アイフォン4 16GBApple iPhone 4  ブラック 【海外シムフリー!】アップル・アイフォン4 16GB

Apple Computer
売り上げランキング : 124698

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


【インターネットコムニュース】
間もなく、Apple から“新しい iPhone”が発表されると噂されている。2012年9月12日(日本時間13日未明)に米国で開催される Apple の発表会で明らかとなるのではという見方が強い。iPhone 4 が発売された2010年6月から約2年3か月ぶりの“フルモデルチェンジ”となる iPhone の新モデルには、世界中からそのスペックや端末デザインに大きな注目が集まっている。

ただ、現在のスマートフォン市場を見てみると、iPhone 4 がスタンディングオベーションで迎えられた2010年当時とは大きく様変わりしてしまった印象がある。その背景にあるのは、Android OS を搭載したスマートフォンのシェア拡大だ。かつてはスマートフォン市場拡大の象徴的存在であった iPhone も、今回はスマートフォン向け OS 市場でトップシェアをひた走る Android 陣営を追いかける立場となったのだ。

● 止まらないAndroid の勢い 世界の OS シェアは61%に

米国の調査会社 Gartner の市場調査レポートによると、2012年第2四半期のスマートフォン世界シェアにおいて、Android は64.1%と続伸。Google の Eric Schmidt 氏が経済誌「Business Insider」に語ったところによると、現在は全世界で1日あたり130万台のAndroid 端末がアクティベーションされているのだという。一方 Gartner の市場調査レポートに戻ると、iOS(iPhone / iPad)のシェアは Android の3分の1以下となる18.8%に留まっている。この2年余りの間、iOS のシェアには大きな動きがないが、Android のシェアが急速に伸びている。

また、コムスコア・ジャパンが8月に発表した日本国内におけるモバイル端末利用状況に関する調査においても、Android の利用者は64.1%を占め、iOS に対する32.3%に対して2倍のシェアを占めている。端末の売れ行きを見てみても、世界的には Samsung「GALAXY」が端末の世界シェアを牽引し、日本国内でもシャープ「AQUOS PHONE」、富士通「ARROWS」、NEC カシオ「MEDIAS」など国内メーカーの Android スマートフォンが強さを見せている状況だ。

かつては、スマートフォンと言えば iPhone を指すほど Apple の勢いは市場に強い存在感を見せていたが、現在では利用者の多様化や多くのメーカーのスマートフォン市場への参入により、そのシェアにはこの2年で大きな変化が起きているのだ。世界中のメーカーをライバルに回して、ひとつの端末だけでこれほどのシェアを獲得している iPhone には脱帽だが、しかしもはや、「スマートフォン= iPhone」とは言い切れない時代になったのである。

● Android の強さと、iPhone に足りないもの

では、Android 陣営の強さとは何か。それは、Android OS が世界中の端末メーカーに対してオープンなプラットフォームであること。これに尽きる。つまり、世界中の端末メーカーは、オープンな Android OS をベースとして独自の機能や他のメーカーに負けないスペック、そして多彩なニーズに応える様々なコンセプトを盛り込んだ魅力的な端末を送り出すために開発競争を繰り広げ、この開発競争が結果としてスマートフォンのスペックを大きく進化させることになったのだ。

例えば、現在の“ハイエンドモデル”と呼ばれる Android 端末は、マルチコア CPU、1GB 以上の大容量メモリー(RAM)、4.5インチ以上の HD 大画面、フル HD 動画撮影が可能な高画質なカメラ、非接触 IC(NFC やおサイフケータイ)、LTE 対応などは当たり前に。特に、この秋冬からはスマートフォン用チップセットで世界最大のメーカーである Qualcomm からクアッドコア CPU の供給が本格的に開始される見通しで、Android 端末の CPU はクアッドコア時代に突入する。このような Android 端末の“当たり前”に加えて、ユーザーは様々な端末の付加価値やデザインを、好みやライフスタイルに応じて選ぶことができる。これが、今のスマホ選びのスタンダードなのだ。

また、Android 端末の進化は新製品をリリースするペースの速さにも象徴される。iPhone がおよそ1年に1回のペースで新製品を発表しているのに対して、Android 端末は毎月世界のどこかで新製品が発表される状況で、ユーザーが常に開発競争の最先端から生まれた機種を手に入れることができる状況が生み出されているのだ。

そして、端末で利用できるサービスの多様性も、Android 端末が支持される要因のひとつだ。例えば、日本国内では NTTドコモの「dマーケット」やKDDIの「au スマートパス」などは、端末に対するニーズだけでなく、ユーザーの利用ニーズの多様性にも応えるサービスとして多くの支持を集めている。スマートフォンの利用方法は決して一つではなく、ユーザー個人によってそのニーズや利用シーンは大きく異なる。この多様性に応える端末・サービスを、多くのメーカー、通信会社が幅広く提供しているのが、Android 陣営の強さなのだ。

● 今の状況をパソコン黎明期に重ね合わせると

今の「iPhone 対 Android」という対立構造を、80年代後半から90年代の“パソコン黎明期”における Apple (Macintosh)と Microsoft の OS シェア争いに重ね合わせると、わかりやすい。かつて、Apple は革新的なアイデアを盛り込んだ「パーソナルコンピューター」を世に生み出し、世界中から支持される企業に急成長した。iPhone でスマートフォン市場に“ビッグバン”をもたらしたのと同様に、かつてパソコン市場の“ビッグバン”を起こしたのも、Apple だった。

しかし、パソコン端末からソフトウェアまでを一貫して開発・提供し、価格も新製品もキープコンセプトを貫いた Apple に対して、当時最大のライバルであった Microsoft は、パソコン端末の開発・販売を世界中のメーカーに委ね、自身はあくまでも基本ソフトを開発・提供する「プラットフォーム」という立場を崩さなかった。その結果、様々なメーカーによる開発・販売競争によって、Microsoft の OS をプラットフォームにした多種多様なパソコン端末が市場を席巻し、Microsoft は世界のパソコン OS 市場におけるシェアを確固たるものにするまで成長。牽引役だったはずの Apple は、ファンの確固たる指示を得ることができたものの、市場全体ではマイノリティになってしまったのだ。

では、現在のスマートフォン市場はどうか。iPhone が世界的なスマートフォン市場の誕生に果たした功績はとてつもなく大きい。しかし、端末メーカー・通信会社による“自由”と“多様性”を認める Android OS のシェアは、激しいメーカー同士の競争によって急成長し、iPhone のシェアを大きく凌ぐ存在にまでになったのだ。

● “新しい iPhone”は、再び市場を驚かせることができるか

このような状況で iPhone が再び市場を牽引する存在となるためには、かつてApple 自身が実現したように、今までにない革新的なアイデアでスマートフォン市場を驚かすような強いインパクトが必要だ。

しかし、今までの Apple の新製品発表の傾向を踏まえると、“新しい iPhone”は基本的にキープコンセプトである可能性が高い。“新しい iPhone”が市場を驚かせる程の全く新しいイノベーティブなコンセプトで登場するとは考えにくく、Android 端末で既に実現しているいくつかの機能に対応してきたとしても、現在の Android 端末のスタンダードを大きく覆し、その勢いに待ったをかけるほどのサプライズは期待できないのではないかと予想している。

もちろん、iPhone には iPhone の良さがあるということに疑いの余地はない。Android が越えることができない iPhone ならではの価値があることも事実である。そして、長年に渡り iPhone を愛してきた多くのユーザーは、大きな喜びをもって“新しい iPhone”の誕生を迎えるだろう。しかし一方で、その機能やスペックが Android 端末の開発競争によって成長した“スマートフォンのスタンダード”をどれだけ超えられるものに仕上がっているのかは、冷静に評価する必要があると言えよう。


市場が求めているのはもはや「iPhone5」ではなく、もっと画期的な何かなんですね。
アップルって大変です。





【WEBで稼ぐヒント】http://webrich.blog.so-net.ne.jp/




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。