押切もえ 小説 『浅き夢見し』 で作家ビュー [エンターテイメント]
押切もえ 小説 『浅き夢見し』 で作家ビュー
『AneCan』でおなじみのモデル・押切もえさん(33)が、処女小説『浅き夢見し』で作家ビューを果たしました。
こんなこともできちゃうんですね。
2009年にはエッセー本の新書『モデル失格~幸せになるためのアティチュード~』を出し、累計16万部を販売しました。
今回は、約3年に渡り書き上げた、初の長編小説です。
ご自分の経験と重なるようなその内容の、主人公はモデルさん。
25歳の売れないモデルです。
「いつかは有名なモデルになりたい」と思うばかりで、実際には何も行動を起こさない他力本願さゆえ、うまくいかない挫折の日々。
そんな主人公が、ネガティブな感情に押しつぶされそうになりながらも、いかにして「売れるモデル」へと成り上がっていくのか。
試練を乗り越え、自分なりの道を、一歩を踏み出すまでのストーリーとなっています。
小説 『浅き夢見し』の中では、キレイになれるノウハウや、モデル業界のバックステージなど、現役モデルならではの、緻密な描写も見ものとなっています。
押切さんと同世代のアラサー女性はもちろん、進路に迷っているティーンエイジャ、生きることに少し疲れた働き盛りの40 代男性など「毎日が退屈」「夢なんて持ったところで…」と仕事に迷ったりしてる方、共感できる内容ではないでしょうか。
なにせ、こんなコギャ代表のような娘が、
努力してキレイ系の女性になっていく世界なわけです。
押切もえさんは、
「普段モデルの仕事をしていく中で、表舞台で輝く笑顔の影には、他人に見せない努力、葛藤、摩擦…など辛く苦しい裏舞台が必ずあるということを思い知りました。
しかし、それがあるからこそ、表舞台に強く立つことができるのです。
夢を追い続けることは大切だけど、大変なんだ、雑誌やテレビのお仕事だけでは伝えきれないそんな思いを、文章に残したい、と思ったことが、モデルを主人公とした本作を書き始めたきっかけ。」
だそうです。
また、10 代の女の子を対象としたミス・コンテトに審査員として参加した際、
「目標のために特技を磨いたり、どうしたら成長できるか真剣に悩む姿を目の当たりにし…少女たちに何かエールを送れるようなものが書けないだろうかと思ったことも、この小説を書き進めるにあてのモチベーションとなりました。
ただ〝夢を見ること〟は10代だけに与えられた特権ではありません。
年齢を重ねても、輝いている人はずっと夢を追い続けています。
30 代になっても、40代になっても、日常の些細なことでもいいので生涯、やりがいを持ち、前向きに生きていれば道は開ける…この作品には、そんなメッセージが込められています。」
天下を取ったトップモデルさんが、どう考えてやってきたか、小説から読み取れるかもしれません。
小説 『浅き夢見し』は、8月7日より1200円(税別)で発売予定です。
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