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声優 内海賢二さん死去 【ラオウ 巨星堕つ】 動画 [メディアとニュース]



声優 内海賢二さん死去 【ラオウ 巨星堕つ】

アニメ「北斗の拳」のラオウ役や「魔法使いサリー」のパパ役の声として知られる声優の内海賢二さんが、がん性腹膜炎のため病院で死去しました。
13日 午後3時1分、享年75歳。

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葬儀・告別式は未定です。
喪主は妻で声優の野村道子さんが務めます。

ケンシロウの声を務めた声優の神谷明さん(66)が自身のブログとツイッターを更新し、追悼しました。
「悲しい知らせが届きました。大好きな先輩、内海賢二さんがお亡くなりになりました。
2時間ほどお話をし、力強いお声に安心して戻ったばかりでした。
早く元気になって欲しい…その望みも絶たれてしまいました。
正直言って、信じられないのと、認めたくない思いが錯綜しています。
これ以上書くと、涙が止まらなくなるので、お許しください。
内海さん、長いことお世話になりました。
そして、ありがとうございました。
ボクの中では、いつまでも生きています。
どうぞ、ゆっくり休んで下さい。」

内海さんの当たり役となったラオウは、アニメ「北斗の拳」の主人公・ケンシロウの義兄。
「世紀末覇者 拳王」を名乗り、最後にケンシロウと対決。
死闘の末に敗れるが、その時のセリフ
「わが生涯に一片の悔いなし!!」
はアニメ史上に残る名セリフとなっています。



【内海賢二さん 略歴】
1937年 福岡県北九州市生まれ。
高校3年時に、NHK小倉の専属劇団に合格し、ラジオドラマや朗読の仕事を始める。
その後上京し、63年「狼少年ケン」に出演、アニメ声優の草分け的存在となる。

「魔法使いサリー」のパパや「Dr.スランプ アラレちゃん」の則巻千兵衛、「新造人間キャシャーン」のブライキングボスなど、張りのある低音を生かしてコミカルな役から悪役まで幅広い役をこなし、多くのアニメファンに親しまれた。
そのほか「黄金バット」「マッハGoGoGo」「ベルサイユのばら」などにも。

外国映画の吹き替えでは俳優スティーブ・マックイーンやジャック・ニコルソン、映画「ロッキー」シリーズでロッキーの好敵手アポロの声を担当。
テレビ番組のナレーターとしても活躍した。





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