東京マラソン2013 【参加タレント】 優勝はケニアのキメット [趣味とスポーツ]
東京マラソン2013 参加タレント 優勝はケニアのキメット
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出場36000人。
すっかり日本最大のマラソンイベントとなりました。
世界のメジャー大会への登録も完了した模様です。
ホノルルマラソンのようになっていくといいですね。
【産経ニュース】
24日行われた「東京マラソン2013」には、女優やキャスター、お笑いタレントなども参加。晴天の首都を疾走した。
東京マラソンに参加した主な著名人は、お笑いタレントの猫ひろしさん(35)、女優の阪田瑞穂さん(26)、タレントの西谷綾子さん(26)、フリーキャスターの魚住咲恵さん(31)、D-BOYSの和田正人さん(33)、サッカー元日本代表の前園真聖さん(39)ら。
他にも、思い思いのコスチュームに身を包んだランナーが、都心を駆け抜けた。
【優勝はケニアのキメット選手】
まさに「世界基準」のギアチェンジだった。ペースメーカーが離れた30キロ。キメットは、その瞬間を待ちわびていたように前へ出た。「抜かれる不安はなかった。気持ちよく走れたよ」。一気に加速すると、大会新記録でゴールを駆け抜けた。
30キロまでは5キロあたり15分を超えるスローペース。強風の影響もあり、集団の中で我慢した。そこから一転、35キロまでの5キロは14分20秒へと驚異的なペースアップ。昨年覇者のキピエゴら他のケニア勢も懸命に追ったが、力みのないフォームで前へ進むキメットの走りが一歩も二歩も抜きんでていた。
今回が2度目のマラソン。昨年のベルリンで2時間4分16秒の初マラソン世界最高記録を出した新星だ。本格的に陸上を始めたのは2008年。「それまでは農業をしていた。じゃがいもを栽培したり、家畜を育てていたんだ」と笑う。そこから4年あまりで世界の一流ランナーに駆け上がるのだから、ケニア勢の潜在能力は底知れない。
仲間の選手やコーチは「キメットの一番の強みは、35キロを過ぎてもペースを落とさずに走れることだ」とマラソンへの適応力の高さを口にする。「世界選手権かベルリンでは世界新を狙いたい」と息巻くキメット。世界の仲間入りをした「TOKYO」で、改めてケニアのスピードをみせつけた。
【前田平浩選手 世界選手権確実に】
あと1秒だった。最後の直線で前田は必死に腕と脚を動かした。ゴールは2時間8分ジャスト。「悔しい。切ったと思ったけど」と唇をかんだ。世界選手権代表決定の基準は選考会で2時間8分を切った日本人トップ。わずか1秒だった。
内容は評価できる。代表への“一発回答”こそ逃したが、時折10メートル近い向かい風に見舞われた厳しい条件下で粘った。「この風で8分ちょうどはうれしい」。これまでの代表選考会の中でも最速のタイムで走りきっており、代表の座は確実だ。
レース運びは緻密だった。強風の影響でペースメーカーの動きが鈍り、30キロまではアフリカ勢も含めて先頭は大集団。「とにかく前に出ないでいこうと考えた」。常に集団中央に位置し、風をうまく避けながら終盤へ“脚”を残した。
切り替えも鮮やかだった。優勝したキメットが30キロ過ぎで飛び出すと、1キロ3分を切るハイペースを追った。前回は先行選手のスパートを追わずに6位でロンドン五輪代表も逃したが「今回は追えた」。苦い記憶を生かしての4位だった。
自信はあった。1月には約1200キロを走り込んだ。しかも「内容、予定のペースを1つも外すことがなかった」という。綾部健二監督も「これまでで一番いい練習ができていた」と評価。万端の準備が、快走の原動力でもあった。
2009年の世界選手権は39位。モスクワでの走りは思い描いている。「きょう以上の走りを」と大舞台での雪辱を見据えた。世界最高峰のアフリカ勢から離れたのは35キロ過ぎ。「もう一つ力を上げないと」と課題も見えている。
【尾崎好美選手 ラストランを日本人トップ】
笑顔でゴールを駆け抜けた。今大会で第一線を退くことを公言して臨んだ尾崎。2時間28分30秒と平凡なタイムながら、日本人トップの5位に入り、「寂しい気持ちも少しあるけれど、走り終えてほっとしている」と安堵の表情を浮かべた。
強い向かい風に苦しみ、「最後まで楽をさせてもらえないな」と我慢のレースを強いられた。それでも昨春までチームメートだった野尻を30キロすぎに抜き去り、意地を見せた。
「自分の輝ける場所を見つけた」というマラソン。初レース翌年の世界選手権で銀メダルを獲得できたが、昨夏のロンドン五輪では19位。アフリカ勢の急激な台頭で高速レースに突入した時代に、日本女子を牽引した尾崎は「すごく苦しかったけど、楽しかった」とさまざまな思いをめぐらせた。
記者会見で瞳がうるんだのは、指導にあたってくれた同じく世界選手権銀メダリストの山下佐知子監督の話題に及んだとき。「マラソンを教えてもらい、本当にありがとうございました」と声を絞った。恩師は「湿っぽいのは苦手」とかわしたが、「素直な子だった。今日のレースもうまくまとめた」とねぎらった。
レース後、米国で宇宙の研究に携わる4歳下の恋人の存在を明かした。「刺激しあえる相手。英会話を学び、サポートしたい」。31歳の女性として、まだまだ人生の続きが待っている。
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